院長のごあいさつ

でも実は、私も歯科医師に成り立ての頃は、患者さまに噛みやすい入れ歯を作ることができず、大変苦労したのでした・・。

歯学部を卒業後、入れ歯治療で有名な歯科医院での修行を決意。新人歯科医師への指導が非常に厳しい歯科医院に勤務しました。

そこでは、入れ歯がうまくできるまで、何度も何度もやり直しを命じらました。

また週に3回、診療が始まる前の早朝に開催される勉強会にも参加し、先輩歯科医師から厳しいアドバイスを連日受けながら腕を磨きました。

こうした厳しい修行を通じて、なんとか入れ歯治療に自信が持てるようになったのです。　

これ以上歯を抜きたくない、なんとか抜かずに済む方法はないものか…と、お悩みの患者さまも多いのではないかと思います。

実は、歯を抜きたくないのは患者さまだけではありません。

歯科医師も歯科衛生士も、当院のスタッフは皆、できることなら歯を抜きたくないと思っているのです。

残っている歯を1本でも多く残すために、当院では「マイクロスコープ」という歯科用の顕微鏡を使った「歯の健康度検査」を行っています。

部分入れ歯の場合、残った歯を支えにして入れ歯を作りますが、この支えにする歯がダメになってすぐに抜けてしまうことが少なくありません。入れ歯の支えにするには強度が足りなかったからです。

しかし、入れ歯を支えるに足る強度があるかどうかは、肉眼だけでは正確に判断できません。なぜなら、歯に入った目に見えないほどのわずかなヒビが、歯の強度を弱めているから。

そこで歯科用顕微鏡「マイクロスコープ」の登場です。マイクロスコープを使うと、20倍以上に拡大視して一本一本の歯を診ることができます。肉眼では見えなかった歯の細かなヒビも見逃しません。

検査によって残った歯の強度が足りないことがわかったら、歯に負担をかけない、歯を守れる入れ歯をご提案いたします。

これ以上歯を抜かずに済むように、私たちも全力を尽くしたいと思っています。

また歯がかなり弱っていてどうしようもない場合でも、当院では、「マグネットデンチャー」や「ソフトアタッチメント義歯」といった、弱っている歯を抜かずに治療できる、特殊な入れ歯を取り扱っています。

この入れ歯は自費治療にはなりますが、歯を抜きたくない方にピッタリです。ぜひご検討ください。
 

まずはお気軽にお問合せください。保険の入れ歯でも、自費の入れ歯でも、あなたのお口の状況やご希望に合わせて治療プランをご提案させていただきます。

35年に渡る入れ歯治療経験を活かして、あなたのお悩みを解決するお手伝いをさせていただければ幸いです。